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  • 2022.08.15 17:31:40 
  • コロナ禍での需要増大!テレワーク時代の人気の間取り

     

     

    コロナ禍のテレワークやオンライン授業により、大きくライフスタイルが変わった方も多いのではないでしょうか。

     

    近年では、家族の増加や子どもの成長に加え、テレワークの増加といったこのコロナ禍でのライフスタイルの変化に後押しされ、
    戸建て住宅の購入を検討し始める方も増えているようです。

     

    こうした背景から、今ではテレワーク向きの間取りが採用された建売住宅も多く販売されています。

     

    そこで、この記事ではコロナ禍で需要が増大しているテレワークに人気の間取りや注意点、
    家族やパートナーとテレワークするときの工夫について解説します。

     

    テレワークの4つのメリット

     

    コロナ禍の前までは、あまり馴染みのなかったテレワーク。
    今ではそのメリットが注目され、働き方の一つとして身近なものになりました。
    具体的には、以下4つのメリットがあります。

     

    ①通勤のストレスがなくなる

    ②時間を有効活用できる

    ③自由な服装で働ける

    ④場所の制約を受けずに働ける

     

    今までは当たり前に感じていたかもしれませんが、暑い夏場に通勤のために外を歩いたり、
    混みあっている電車に乗ったりするのは、精神的にも肉体的にも大きなストレスがかかります。
    家でテレワークができれば、そういったストレスはかかりません。

     

    また、通勤時間がなくなって生まれた分を趣味や家族との時間に使えます。
    子育てや家事の合間に働くこともできるので、時間の有効活用が可能です。

    また、会社に出勤する必要がないため、リラックスできる服装で働けるなど、
    テレワークならではの自由な働き方がメリットといえるでしょう。

     

    テレワークに人気の間取りは3タイプ

     

    テレワークに対応する間取りは、オープン型・半個室型・個室型の3つのタイプに分けられます。

    タイプごとの特徴は以下の通りです。
    どんな方に向いているかも解説していますので、間取り選びの参考にしてください。

     

    タイプ① オープン型

    オープン型とはリビングやキッチンなどの一角にテレワーク用の机となるカウンターやイスを用意するタイプです。

    広めのリビングであれば、備え付けでなくても、後からデスクやカウンターを置くことでも対応が可能です。

    オープン型でのテレワークのメリットは、まとまった仕事時間を確保できないときでも、
    家事の合間に作業を進められること。子どもの様子を見ながら仕事ができるのも便利ですね。
    このスペースはテレワーク以外に、子どもの勉強場所や、
    必要に応じてミシンなどの作業場などとしても使えるため、汎用性が高いです。

    デメリットは、オン・オフの切り替えが難しいことと、家族が在宅中はWEB会議などに不向きなことです。
    静かな場所で集中して作業をしたい方の場合は、工夫が必要です。

     

    タイプ② 半個室型

    独立した個室ではありませんが、リビングや寝室などの間取の一部を有効活用し、
    壁や棚で空間を分けることで、作業場所を確保しているタイプです。

    メリットは、オープン型よりも集中でき、WEB会議がしやすいこと。
    個室は不要なため、部屋数を増やす必要がありません。

    デメリットは、エアコンとの位置関係が悪いと温度調節が難しいことや、
    WEB会議や電話の声が漏れてしまう可能性があることです。
    在宅している家族やパートナーとの互いの気遣いが不可欠でしょう。

     

    タイプ③ 個室型

    書斎のように、個室でテレワークを行うタイプです。
    家の中の1部屋をテレワークとして使うことになります。

     

    メリットは、仕事だけに集中できる環境を整えられることとのほか、セキュリティ面でも安心できることです。
    完全に仕切られた空間のため、仕事で使う本や書類を保管でき、すぐ作業にとりかかれる環境を用意できます。

    書類を出したままにしておいても、家族やパートナーに見られにくく、
    仕事中の声が漏れにくかったりするため、個人情報や機密情報などを扱う仕事のときも安心です。

     

    デメリットは、家事や育児を合間に行う場合には移動が必要になることです。
    隙間時間で家事などを進めたい場合には、オープンタイプの方が適しているといえるでしょう。

     

    テレワークの間取りで求められることと注意点

    テレワークの間取りやスペースを考える場合は、合わせて以下の4つのポイントも確認しましょう。

     

    ①日当たり

    ②コンセント位置

    ③インターネット環境

    ④エアコンなどの設備

     

    日当たりが悪いと、明るさや気温の点で、長く過ごす場合には作業に集中できない可能性があるため、工夫が必要です。

    コンセントはテレワークの作業に必須ですが、近くにコンセントがあると、
    パソコンだけでなく、照明などの電化製品にも使えます。

    インターネット環境はオンライン会議にも必須となります。空調は作業効率にも影響を与えるため、
    エアコンなどの設備も確認しておきましょう。

     

    夫婦やパートナーとのテレワークでの工夫は?

     

    同じ家で夫婦やパートナーとテレワークを行うことも増えています。
    その場合は、互いの作業に干渉しない間取りを選ぶことが大切です。

    とくにオープンタイプや半個室タイプであれば、
    互いの音が聞こえないように2つの作業スペースが離れた場所にあったり、
    互いに視野が入らないようにそれぞれが壁に向かう形をとれたりする間取りを選びましょう。

    また、テレワークのスペースが個室タイプの間取りでない場合でも、
    必要な居室数よりも1部屋余分な居室がある間取りを選ぶと便利です。

    完全に仕切られた個室が1部屋あると、物音を気にせずWEB会議や電話したいときに対応できます。

     

    まとめ

     

    テレワークに対応する住宅を考えるときは、今回紹介した3つの間取りのタイプを元に、
    作業する空間をイメージし、必要な間取りを考えてみましょう。自分好みの空間で作業できると、
    仕事の効率化が図れるだけでなく、同居する家族やパートナーの幸せにもつながります。

    昨今のニーズに対応し、建売の戸建てでもテレワーク対応の住宅が増えてきています。
    仕事もプライベートも充実させて、快適な仕事環境と住環境を手に入れましょう。

     

    神奈川県、東京都エリアでテレワーク対応の住宅をお考えの場合は、
    相模原市のアートハウジングまでお気軽にお問い合せください。