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  • 2018.09.02 13:11:42 富田
  • 未来のミライとペンギン・ハイウェイ

    台風の中を高速道路でドライブするのがたまらなく大好きな

    相模原中央店の富田です

     

    先日に映画館のレイトショーに行って以来

    すっかりレイトショー通いが板についた今日この頃、

    8月もつい2本の映画をレイトショーしてしまいました

     

     

    初めに観たのは細田守監督の「未来のミライ」

     

    甘えん坊の4歳児 くんちゃんの日常の中で、

    突如起きる不思議な体験を通じて、「家族」の大切な何かを一緒に感じとっていける物語(富田主観)

     

    「サマーウォーズ」や「おおかみこどもの雨と雪」のような、

    いわゆる“話の筋が分かりやすい”これまでの細田監督の作品とはまた少し違った作品で、

    たぶん観る人を選んでしまう作品なのでは?と感じました

     

    主人公たちと同じような家族構成な人(特にお母さん)や、

    子育てを経験してきた人たちにとっては「あ~そうだよね」と感じ入れであろうシーンがたくさんあったり、

     

    逆に頭や理屈で話の筋書きをいちいち追いかけたりしない小さなお子さんが、

    まさに小さな頃に見て心に刻む映画としてはとてもステキな映画だったのではないかと

     

    展開も世界観も全く違いますが、

    そういう意味ではジブリの「千と千尋の神隠し」を観た時に感じた

    「結局何だったのか話はよく分からなかったけど、なんだか面白かった」という感覚と同じ印象が残りました

     

    細田さんの作品はどれもそうですが、

    人の感情や表情、動きの表現が本当にリアルでシンクロしやすく、個人的にはそれだけでも観に行けてよかった

     

     

     

    そしてお次は「ペンギン・ハイウェイ」

     

    未来のミライを観に行った時の上映予告ですごく気になったのがキッカケでしたが、

    これは、個人的には大当たりなアニメ映画でした

     

    街の中に突如現れたペンギンの謎。

     

    その謎を、小学生の主人公 青山くんが解明していく中でどんどんファンタジーな謎解きや展開が進んでいくのですが、

    その過程の話やキャラクター達のいろんなやり取りや会話が面白く、

    とにかくテンポも良かったので全く飽きずに見入ってしまいました

     

    ペンギン・ハイウェイという言葉、というか現象が世の中に実際にあることも初めて知りました

     

     

    結局一番気になる最後の謎はしっかり明かされないままで終わってしまうんですが、その感じがまた、最後に流れる宇多田ヒカルの歌にうまく馴染んで切ないというか

     

     

    アニメ映画をこうして映画館で見に行くのはかなり久しぶりでしたが、理屈抜きで感覚だけで見れていた子供の頃がなんだか懐かしく感じるほど、

    映画を観ている自分の昔とは違う感じ方が、なんというか、

    歳を感じた二日間でした

    (笑)

     

    ネタバレありな詳しいレビューをお聞きになりたいそこのアナタ!

     

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